外国語学習で必要不可欠なのは?③
Hey guys!!
It's Alex!
I'm still sick, but feeling better than last week!
まだ具合が悪いですが、先週よりも良くなってきました!
さてさて、今回は第二言語の習得理論の一つを紹介します!
それは、1970年にKrashenによって提唱された、インプット仮説です。
5つの下位仮説から成る、英語教育の理論・実践に強い影響力を及ぼしてきたもので、普遍文法が第二言語に適用されるとされています。
まずそのインプット仮説の構成要素5つの下位仮説を見てみましょう!
1. 習得-学習仮説
これは、言葉使用されている現場、場面で積極的に参加することによって無意識的に習得することと、言葉の規則を理論的・意識的に理解する学習の2つがあるという説です。
さて、ここでの習得は、先ほども赤で色付けしましたが、子どもの母語の獲得などにみられる「無意識的な過程」で、学習は、学校など、外国語学習など自ら学び理解する時に見られる「意識的な過程」です。
この二つ、かつこの二つは「互いに干渉し、転化する」ということはありません。
この「習得」「学習」は大前提として必要ということですね。
2. モニター仮説
これは先ほどの1.習得―学習仮説で述べた「学習」によって獲得した知識を、実際の言語使用を監視(モニター)し、発話をする際に表現の調整、発話結果の訂正をする機能があるという説です。
簡単に言えば、適切な場面に応じた言語使用を心要るということです。
3. 自然な習得順序仮説
言語規則の習得には自然な順序があり、予測可能であるということです。これに関して様々な習得順序の研究がされてきましたが、文法形態素順序は代表的です。
例えば、学習する順序がアルファベット→単語→動詞/形容詞/副詞など
※1982年に、Dulay, Burt, Krashenらの研究者は当時までの文法形態素習得順序を整理し、第二言語でのそれは母語の習得順序とは異なる順序であり、かつ第二言語でも自然な習得順序があると結論付けました。
4. 入力仮説
現在持っているとされる中間言語レベルよりも進んでいる要素を含む言語(+α)に接すると、学習者は状況・文脈などによりその意味を理解できるようになり、結果+αのレベルに到達できるという説です。
一般的な自己紹介ならできるレベルにいる人が、すこしレベルの高い会話ができる環境にいると会話力が少しづつ身に着くという感じです。
5. 情意フィルター仮説
情意的要因が第二言語習得にどのようにかかわっていくかを説明する仮説です。充分な入力仮説(自分よりも少しレベルの高い環境にいるなど)が必要となります。
ここでいう「フィルター」はいわば「心的障壁」のことです。
動機づけがしっかりとしており、不安が少なく自信がある場合、フィルター(心的障壁)がさほど問題でないため、言語習得が促進され、逆に、動機づけが曖昧で不安が多く自信があまりない場合、フィルター(心的障壁)が大きいため、言語習得が促進されない。といいう説です。
簡単にすべてをまとめると、
①母語を「習得」しており、外国語を「学習」する必要がある
②発言・発話の前には適切な「言葉選び」を必要である
③自分にとっての学習するうえで「適切な順序」を知る必要がある
④自分より「進んだ英語環境」にいる必要がある
⑤動機づけの明確化と、不安の軽減・自信の向上に努める必要がある
ということです。
さて、みなさんは上記の①~⑤が出来ていますか?
③に関しては、僕はあまり意識していません!笑
・・・というのも、「英語が習得できればいいや」と思っているからです!
勉強する順序は結局は自分なので、意識せずに学習したもん勝ちと思っています!
⑤に関しても、正直僕は話していない期間が長いため、不安が多いです。
不安は多いけど、「話さないといけない」環境のになってしまえば不安なことなどを考える時間がもったいないから、あまり意識してません。笑
意識しすぎてイライラしてしまう性格なので、意識するときは意識しますが、日常的には意識していません。
さて、次回は
「習得」と「学習」について紹介します!
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